我が家で使用している『日立の洗濯乾燥機(NW-D8PXE9)』でピピピピというエラー音と同時に動かなくなってしまった故障の原因の記録です。
昨日のことですが、2日間たまった大量の洗濯物を洗濯機にかけていたところ、
” ピピピピピピピピピピピ “
という聞いたことのない機械音が洗濯機から聞こえてきました。
洗濯機を見に行くと、「洗い」までは終わっているようですが、「すすぎ」と「乾燥」の表示がついたまま。
そして洗濯機が全く動いていません。
とりあえず電源を切って入れ直してみましたがまた同じエラー音。
やはり全く動きません。
故障の原因は意外なアレでした・・・
日立の洗濯機が故障?【エラーコードF8】とは

洗濯機に何か異常が発生した際、「残時間表示部分」にエラーコードが表示されるため、何が原因でエラーが出ているのかわかるようになっています。
例えば日立の洗濯乾燥機(NW-D8PXE9)の場合、
エラーコード | 意味 | 直し方 |
---|---|---|
C2 | 排水できません | (例)排水ホース、排水口、排水トラップに糸くずなどがつまっていないか確認。 |
C3 | ふたが開いています | (例)ふたが開いていないか確認。 |
C4 | 脱水できません | (例)洗濯物がかたよっていないか確認。 |
といった感じです。(取扱説明書より抜粋)
取扱説明書を見れば「エラーの内容」と「直し方」まで丁寧にかかれているので、自力で解決できる可能性があります。
では今回の場合はどうでしょうか。
表示されたエラーコードを見て見ると…
” F8 “
F8 ?!
取扱説明書に載ってない!
そうなんです。
Cから始まるエラーコードについては詳しく書かれているのですが、Fから始まるエラーコードについては全く書かれていません。
ネットで調べてみると、どうやら「クラッチ」という部品の異常ではないかとのこと。
日立洗濯機【エラーコードF8】故障の原因と解決方法

とりあえず、洗濯物の中身を取り出しました。
「すすぎ」も「乾燥」も終わっていない状態なのでビショビショ。
よりによってなんでこんな洗濯物が大量の日に…。
悲しくなりながらも重たい洗濯物を少しずつ取り出していると、いくらひっぱっても取り出せない服がありました。
なぜかズボンが1つだけ、いくらひっぱっても取れないのです。
まるで何かにひっかかっているかのように。
先端をたどってみると…
ズボンのウエスト部分の紐の先端が、洗濯層の穴に入り、抜けなくなっていたのです!!

こんな状態。
けっこう深くまで刺さっていました。
力を入れてひっぱると紐の先端が抜け、ズボンを取り出すことができました。
もしかしてコレが原因…?
まさかね( ̄▽ ̄;)
疑いながらも一応電源を入れ直し、洗濯機を回してみると…
直りました。
「すすぎ」も「乾燥」も普通に動きます。
その後もいつも通り洗濯できました。
あっけないですが、直って良かった…♪
日立の洗濯機【エラーコードF8】故障の原因と対策
- エラーコードF8の原因は、洗濯層の穴にズボンの紐の先端が突き刺さっていたことでした。(あくまでも我が家の場合の体験談です。すべての原因が同じとは限りません。)
- 衣類に紐があるものは、念のためネットに入れてから洗濯機に入れるようにしよう!
- エラーが起こったら衣類を一度取り出して中を見てみよう!
以上、私が経験した日立の洗濯機の故障(エラー)の原因と解決法のご紹介でした。
こちらは我が家でたまたま起こった出来事ですので、実際の故障の際は取扱い説明書を読み、解決しなければメーカーや販売店にお問い合わせをお願いします。