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これからマイホームの上棟式を控えている施主様向けに、上棟式で用意するお供え物や服装などを我が家の体験談をもとにご紹介します。
地鎮祭が過ぎるとあっという間に基礎工事が終わり、本格的に家の工事に入ります。
上棟式では、お供え物や大工さんへ渡す手土産、お昼に食べるお弁当など、施主側が用意するものがたくさんあります。
上棟式については地域やハウスメーカーによって異なる場合はありますが、この記事では2017年にマイホームを建てた我が家で実際に用意したものや当日の流れをご紹介していきます。
目次(もくじ)
上棟式で施主が用意するお供え物や手土産
お米(洗米)
前日に洗って半日~1日干しておきます。
量は両手盛りくらい。
施工会社から、ビニール袋に入れて用意しておくよう言われました。
お塩
量は両手盛りくらい。
こちらもビニール袋に入れて用意しました。
お茶
午前中の休憩、お昼休憩、午後の休憩の計3回、お茶出しをしました。
寒い冬だったので、キーパーにあったかいお茶を入れて紙コップで出しました。
暑い季節だったらペットボトルのお茶や炭酸、ジュースなどで良いと思います。
ペットボトルのお茶(常温)も置いておきました。
お菓子
午前中の休憩、午後の休憩の計2回、お菓子を出しました。
- ハッピーターンとかお煎餅などのしょっぱい系
- バームクーヘンやパイなどの甘い系
- 大福やおまんじゅう
- バナナ
大福やおまんじゅうは人気で完食でした。
寒い時は甘いものが食べたくなるんでしょうか。
逆に意外と最後まで余ったのはしょっぱい系。
施工会社からのリクエストで、バナナは大工さんのエネルギーになるので人気と言われて用意しました。
お弁当
お昼休憩用にお弁当やさんで500円くらいの「幕の内弁当」を用意しました。
当日は雪が降りそうな寒い日だったので、早起きして温かい豚汁も手作りしました!
体があたたまると、とても喜ばれましたよ。
大工さんたちへ渡す手土産・お酒
手土産用のお酒は、日本酒「八海山」300mlに熨斗を付けてお渡ししました。
大工さんたちへ渡す手土産・お寿司
実家の両親、祖母が用意してくれたので、値段は不明です。
近所のお寿司屋さんに頼んでくれたそうです。熨斗もつけてお渡ししました。
大工さんたちへ渡す手土産・ご祝儀
ご祝儀は、大工さん1人あたり5千円用意しました。
祝儀用のし袋に入れ、表書きは「御礼」と書きました。
施工会社さんがくれたメモには、1人1万円が相場と書かれていましたが、まだ20代だし母屋の横に建てる脇屋だということもあり、「1人5千円でも良いと思います、お気持ちだけで」と言われました。
ご祝儀を渡さないというケースもあるそうで、ご祝儀はあくまでも「お気持ち」なので人それぞれだと思います。
大工さんたちへ渡す手土産・お餅
お餅はビニール袋に小分けしてお渡ししました。
1人10個くらい用意しました。
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上棟式の服装は?何をするの?
大工さん7名、施工会社の方、施主(夫)、私(妻)が出席しました。
上棟式の服装は普段着
服装は寒い冬だったので、あったかい服装で参加。
スーツ等は着用せず普段着でした。
記念に家族みんなで写真を撮る方も多いと思うので、明らかに部屋着みたいなのは辞めた方が良いかもしれませんね。
写真を撮るならきっと一生残る思い出の写真になると思うので、普段着と言っても少しキレイめな格好が良いと思います。
施主の挨拶&乾杯
朝、施主からの挨拶&乾杯からスタート。
雪が降っていたせいか、大工さんたちは少しテンション低め?な感じでした。
もうちょっと和気藹々した感じなのかと思っていたのですが・・・。
夫の挨拶中、終始シーンとしてました(笑)。
乾杯はお酒を飲むふりです。(昔はお酒を飲んだりしてたらしいですが、最近はコンプライアンス等ありますので大工さんたちは基本飲まないそうです。)
乾杯が終わるとサッサッと作業に入る大工さんたち。
私たちも寒いので家に入りました。
午前中の休憩(お茶出し)
朝10時ころ、大工さんたちの休憩になりました。
用意していたお茶とお菓子をお渡ししました。
寒かったからか10分ほどで休憩は終わり、すぐ作業に入っていました。
お昼休憩
12時ころ、大工さんたちのお昼休憩になりました。
お弁当屋さんから配達してもらったお弁当とお茶、手作りの豚汁を出ししました。
大工さんたちと一緒にお昼を食べたほうが良いのかな?とも思ったのですが、とくに何も言われなかったので夫と私は家の中で食べました。
餅投げ
15時ころ、住宅メーカーさんに呼ばれてお餅投げをしました。
餅投げといっても、家の中心から投げる「大黒餅」という大きいお餅と、四方の隅から投げる4つのお餅のみの「簡易餅投げ」です。
近所の人たちは呼びませんでした。
既に枠組みが出来始めている2階に、夫がのぼって「大黒餅」を投げます。そして下で待機している私がキャッチしました。
四方の隅から投げるお餅は、家族や、お隣の家のおじいちゃんにとっていただきました。
夫はそのまま棟上げした屋根の頂上までのぼり記念撮影!!
実家の両親や祖母も見に来てくれました。
午後の休憩(お茶出し)
私たちが餅投げをしている間、大工さんたちは15時の休憩に入っていました。
お茶やお菓子をお出ししました。
朝はコンクリートの基礎部分しかなかったのに、この頃には家の形になっていました。
感動です!
終わりの挨拶と乾杯
17時半ころ、施主(夫)の挨拶と、乾杯で無事上棟式は終わりました。
大工さんたちに、用意した手土産(お酒、お餅、お寿司)とご祝儀をお渡しして解散です。
上棟式はそもそも必要なの?
「上棟式(じょうとうしき)」は、家を建てる際の棟木を上げるに当たって大工さんたちが神を祭り新屋の安全を祈る儀式です。「むねあげ」や「たてまえ」とも言いますね。
我が家では、神主さんを呼ばない「簡易上棟式」という方式をとりました。
というのも、我が家は母屋の横に建てる脇屋(はなれ)の扱いだったため、近所の人たちを読んで「餅まき」をするほどでもなく、簡易上棟式にしました。
最近では、施工会社(特に大手のホームメーカー)によっては上棟式自体を行わないところも増えているそうです。
我が家の場合は昔ながらの風習を大切にする地元の住宅メーカーさんだったことと、少しでも思い出になるかなと思い、上棟式を行うことにしました。
上棟式にかかった費用
ご祝儀 | 5,000円×9人分 |
---|---|
お弁当 | 500円×11人分(自分たちの分も) |
お寿司 | ????円×9人分(実家の両親、祖母が用意してくれました) |
日本酒 | 500円×9人分 |
お菓子 | 1,000円分くらい |
おまんじゅう | ????円(実家の両親、祖母が用意してくれました) |
お茶 | 0円(家にあったもの) |
お米 | 0円(家にあったもの) |
お塩 | 0円(家にあったもの) |
実家が用意してくれた分を除いて、合計56,500円くらいかかりました。
ちょっぴりお金はかかるけど、上棟式は思い出になるのでおすすめします!
大工さん、施工会社の方、ありがとうございました。