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この記事は、1歳の子供を連れてハローワークへ雇用保険の受給手続きに行った記録です。
「延長していた雇用保険の受給を解除したい」「小さい子供がいるけど働きたい」と考えているママさんのご参考になればと思います。
私は妊娠中に仕事を辞め、産後1年は自宅で子育てをする毎日でした。
以前の職場を退職した際に「妊娠出産による理由」で雇用保険の受給を延長していたため、息子が1歳になったタイミングで雇用保険受給の延長解除をするために子ども連れでハローワークへ行ってきました。
この記事では、「子連れでハローワークに行っても大丈夫?」と思っているママさんのために、実際に雇用保険受給の手続きをした際の様子をご紹介します。
目次(もくじ)
雇用保険(失業保険)延長の解除をするため子連れでハローワークへ
妊娠・出産を機に以前の職場を退職し、息子が1歳を過ぎたくらいに「そろそろ仕事を探そう」と延長していた雇用保険の受給期間を解除しにハローワークへ行きました。
まず、ハローワークの総合受付で「雇用保険の延長を解除したい」ことを伝え、相談窓口で手続きをしました。
相談窓口で最初に聞かれたことは「現在、仕事ができる状態になったということで間違いないですか?」ということでした。
雇用保険は「就労する能力・意思のある状態」でないと受給できないからですね。
まだ働ける状態ではないのに、ただ単に雇用保険をもらいたいからという理由で受給するのはNGです。
その際、就職した場合の子供の預け先を聞かれたので、実家の母が見てくれる旨を伝えました。
「実家はどこか?」
「今住んでいる家から近いのか?」
といったけっこう細かいことも聞かれました。
本当に子供を預けて「働ける」状態なのかを確認するためだったんだと思います。
相談窓口での手続き時間は10分ほど。
ただ、書かなければいけない書類が大量にあったので子供連れだとかなり大変でした。
書類を書いている途中で息子は鉛筆で遊んで書類をぐちゃぐちゃにし、待ち時間が長いのでぐずりだし、手続き中に脱走(笑)。
窓口になかなか呼ばれず大声で泣き出したので、外の駐車場に出てあやしながら待ちました。
絵本かおもちゃを持ってくれば良かったなぁと反省。
唯一の救いだったのが、相談窓口の職員さんが子供に優しかったことでした。
手続き中も鉛筆をコロコロ転がして遊んでくれたり、息子に話しかけてくれたりと優しく対応してくれました。
念のため、今後の手続きに子供を連れてきても大丈夫か質問すると「大丈夫ですよ」と言われたので安心。
でも、おむつ交換台や授乳室、キッズスペースなどがないのでご了承くださいとのこと。
管轄のハローワークはとても古い建物で、エレベーターがないので階の移動は階段のみ。
そのためベビーカーは無理でした。
その日はなんとか延長解除の手続きを済ませて終了。
待ち時間を含めると1時間半ほどかかりました。
最後に、次回ハローワークへ来所する日時を指定されました。
必ず受ける必要があるという《雇用保険初回説明会》。
なんと約3時間の長丁場とのこと・・・。
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子連れでハローワークの「雇用保険初回説明会」は行ける?
雇用保険の受給をするために参加必須と言われた3時間の初回説明会。
息子はどうしたかと言うと・・・
実家の母に預けて行きました。
さすがに動き回る1歳児をつれて3時間の説明会は無理だと思ったからです。
行ってみたら、やっぱり預けてきて正解でした。
薄暗い部屋でビデオを見たり、静かな雰囲気の中で説明を聞いたり。
息子を連れての参加はたぶんできなかったと思います。
(おとなしくしてくれる子なら大丈夫かもしれませんが…)
ちなみに、私が参加した初回説明会には子供連れの参加者はいませんでした。
私の場合は実家が近いので母に預けることができましたが、もし頼れる人がいない場合は保育園の一時預かりやファミサポなどに事前に相談してみることをおすすめします。
他にも、一時的に子供を預かってほしい場合は民間のベビーシッターにお願いするという方法もありますね。いざというときのために、登録だけでもしておくと安心です。
雇用保険の初回認定日のため子連れでハローワークへ
この初回説明会は「求職活動1回分」としてカウントされたので、それ以外の求職活動は特に何もすることなく初回認定日を迎えました。
(ちなみに、ネットで求人検索などの求職活動は継続的にしていました。【ママワークス】というサイトが、ママ向け求人情報満載で便利です。)
その日は初回認定の手続きだけかと思ったのですが、最初に就職相談の窓口に呼ばれました。
【就職相談の窓口で聞かれたこと】
- 希望している職種
- 働ける時間帯
- 希望エリア
- 雇用形態
- 希望の給与
(この就職相談は、次回の求職活動1回分になりました。)
そのあとの雇用保険初回認定の手続きは10分ほどで終わる簡単なものでした。
でもこういう手続き系の窓口って、どうしても待ち時間が発生してしまいますよね…。
私ひとりだったら何の文句も言わず待つのですが、子供がいると待ち時間が長いと気になってしまいます。
息子は好奇心旺盛な子なので、いろんな人がいたり初めての場所だと遊びたくてたまらなくなっちゃうんですよね。。。
今回もぐずぐずになりながらなんとか待ちました。
待ち時間を含めると、1時間半くらいかかりました。
子連れでハローワークへ行く際は、待ち時間にお子さんが飽きないようにお気に入りのおもちゃや絵本を持っていくと良いと思います!
この日は私たち以外にも、赤ちゃん連れのママさんが3組くらいいたのでなんとなくホッとしました。
子供がいてもできるハローワークの求職活動
雇用保険の認定には、求職活動を積極的にしている実績(証明)が必要です。
ハローワークでいただいた資料や窓口で紹介してもらった求職活動の中には、子連れでも無理なくできる求職活動がいくつかありました!
職業相談
職業相談とは、ハローワークの窓口で相談する方法です。
雇用保険の認定に行ったついでに職業相談をすることで、ハローワークに通う日を少なくすることができます。
(1日で、雇用保険の認定と求職活動1回分の両方を済ませることができる)
ハローワークの窓口では、希望の条件に合った求人を教えてくれたり、履歴書の書き方指導、仕事に対して不安に思っていることなど、なんでも相談に乗ってくれます!
ママ向けの相談日
私が住んでいる地域のハローワークでは、子育て中のママ向けの相談日が月1回用意されていました。
その日はハローワークとは別の場所(ホール)で、就職相談や求人検索ができました。
子供連れで気軽にお越しくださいとのことで、行ってみると赤ちゃん~幼児連れのママさんがいっぱい。
キッズスペースや授乳室、おむつ交換台もあり、人目を機にすることなく求職活動ができました。
管轄のハローワークにそういった相談日があるか確認してみると良いと思います!
ビデオセミナー
ハローワークで30分くらいのビデオを見ることで求職活動にカウントされるタイプのセミナーもありました。
履歴書の書き方や面接のポイントなど、結構ためになる内容でした。
30分くらいなら子供連れでもなんとか行けるかも!という方もいらっしゃるかと思います。
私が参加した回にも、子供連れの方が何人かいました。
マザーズハローワーク
地域によっては、マザーズハローワーク・マザーズコーナーという施設がある場合があります。
残念ながら私の住んでいる地域にはなかったのですが、子育て中の人のために作られたハローワークです。
子供連れでも来所しやすいように設備が整えられていたり、マザーズハローワークでしか見れない特別な求人なんかもあったりします!
私はこういったものを利用して、子供連れでも指定された求職活動回数を満たすことができ、90日分の雇用保険を満額受給することができました。
ハローワークの職業相談窓口では良さそうな求人も紹介いただいたのですが、最終的に条件が合わず結局見送りに。
その後、在宅ワークを始めて今に至ります。
以上、1歳児を連れてハローワークで雇用保険を受給した記録でした。